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イベントレポート
学び
4月29日(祝・火)にたねダンゴ®で花いっぱい大作戦のイベントを開催しました。たねダンゴ®は東日本大震災の時に荒れた現地を目の当たりにした公益社団法人日本家庭園芸普及協会の方が「少しでも元気になってもらいたい!」との想いで、植え始めたのがきっかけと言われています。
たねダンゴ®は、赤玉土とけと土を混ぜて良く練って作った土のダンゴに、花や野菜の種を練り込んだものを、花壇やプランターに植えて育てます。
たねダンゴ®にするメリットは、
➀ダンゴの重みで、たねが飛んだり、雨で流れたりしにくく、傾斜地での花壇づくりにも適しています。
②球根を植えるような感覚で種をまけるので、小さな種もまきやすくなります。
③たねダンゴはたねの「直まき」になるので根が良く伸び、力強く育ちます。
④一カ所から沢山の芽が出るので、雑草の芽との見分けがつき、草取りがしやすくなります。そのまま育てると、花束のような姿に育って花が咲きます。
⑤たねダンゴをつくること自体が楽しく、交流しながら種まきをすることが出来ます。
(公益社団法人日本家庭園芸普及協会「楽しい♪たねダンゴ®づくり」より)
今日のイベントには参加者の他に、つきみ野学習センターの花壇を整備するフラワーサポーターの方たちにもお手伝いに来ていただきました。参加者が来る前に土を練って大きなダンゴを作りました。これをグループごとに配り、100個分のたねダンゴができあがります。
まずは、たねダンゴ®の成り立ちをご講義いただきました。みんな震災の時のお話だと知り真剣に聞き入っていました。
さぁ、みんなでたねダンゴ®をつくります。小さなお子さんも興味津々。
みんなで花壇に行って植えます。できあがったたねダンゴは、なるべく早く植え付けます。植える前にダンゴを両手にはさんで軽く平らにつぶして、土を浅く掘ったくぼみに置き、隠れるくらいの土をかぶせて、たっぷり水やりをします。ダンゴを置く間隔は1㎡あたり5~7個です。
たねダンゴ®イベントは今年で2回目の開催になります。親子での参加や大人の方の参加など様々な世代が一緒に楽しみながらできるイベントです。うまくダンゴを丸められないお子さんに教えてあげる方がいらっしゃったり、参加者同士が「咲くといいね」と声を掛けながら植え付ける様子が見られました。たねダンゴ®は参加者同士もつなげるイベントになりました。今後の成長もイベントレポートで報告してきたいと思います。
4月29日(火・祝)10:00~12:00
2階201・202会議室/花壇