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イベントレポート
学び
【 講 師 】嶽肩 志江氏(横浜国立大学ほか非常勤講師)
【開催日時】2025年1月10日〜3月7日 金曜日の18:45〜20:45
【講座内容】
地域に暮らす外国の人々(子ども達も含む)の多様な背景と、日本語学習へのニーズについて知り、日本語ボランティアが果たす役割について考える。対話を通して、日本語を学び合うために必要な基礎知識について実践も交えて学ぶ。
▪外国語としての日本語の特徴
▪「やさしい日本語」を使ったコミュニケーション(基礎編・応用編・実践編)
▪対話を通して学ぶためのアイデアとリソース
※大和市に暮らす外国の人々の現状と大和市の日本語教室の紹介は、大和市国際化協会の職員が担当。
※全8回の講義の他、フィールドワーク(大和市の日本語教室の活動見学・交流)も実施。(希望者のみ)
全8回の養成講座に約30名のみなさんが参加されました。
夜間の講座でしたので、仕事帰りに通われた方もいらしたようです。
第7回の講座は、実践。
外国人市民をゲストスピーカーとして招き、やさしい日本語を使って対話をしました。
【参加者アンケートより】
▪︎講義を集中的に受けられ、学習者さんと実際に関わる事やフィールドワークが出来て良かったです。また、受講者と意見交換しながら学ぶ事で、さまざまな視点が得られました。 ▪︎すぐ近くで生活している、外国につながる方がとても多いことに気づけたこと、その方たちと知り合える機会を与えていただいた。 ▪︎日本語を「教えなければ」ということから「共に学ぶ」へ意識が変わった。 ▪︎やさしい日本語の手法だけでなく、取り巻く社会や陥りやすい誤った理解など多面的に教えていただけた。 ▪︎必要性の背景が理解できた。ボランティアの立ち位置、スタンスがわかった。 ▪︎日本語支援について、何も分からない状態で最初にここに来た時に比べ明らかに理解が深まりました。日本語学習者の方と一緒に目標を定め、その実現をする姿を側で見られるようにボランティアで参加したいと考えるようになりました。▪︎日本語を覚えたいと思っている外国の方が多くいる事を知りました。 ▪︎初めのころは英語や中国語も話せないし、日本語の教え方も分からないと不安だったが、嶽肩先生が「皆さんの日本語のスキルはネイティブです!」と言ってくださり、「そうだ!私には日本語の読み書きができるという立派なスキルがある!」と気づけた。 ▪︎英語を話せるようになった方が良いのではと思っていたが、日本に住む外国の方にとっては日本語こそが話したい言語であるということ(に気付けた)。 ▪︎日本語ボランティアをしたいという多くの方たちと会話でき、楽しかったですし、いい刺激を受けました。この交流が今後も続き、皆さんと協力していければと思います。講師の方も熱心に教えてくださり、感謝しています。 ▪︎私自身は大人向けの支援活動中ですが、外国に繋がる子どもたちへの日本語支援は本当に多種多様で複雑な課題とニーズがあると知りました。