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イベントレポート
学び
3月6日(木)、『食べて備える もしもの時にも役立つ防災食』講座が開催されました。
講師は防災アドバイザーで防災⾷の専⾨家として活動される、しのとうさとみ先生です。
災害時の⾷の重要性と簡単で実践的な保存術や保存⾷の選び⽅、調理法をわかりやすくお伝えしていただきました。
前半は講義形式で、実際に起きると想定される出来事、日頃から準備すべきこと、集合住宅での備えについてなど解説いただきました。
水やトイレの備蓄については、実際に必要な数も具体的に教えていただきました。
特に「トイレ」の準備は、水・食料の備蓄以前に重要!という話も印象的でした。
また、大和市の防災マップを使い、見るべきポイント解説も行っていただきました。
さらに後半は備蓄しておいたは⽸詰や乾物などを使って、調理実習を行いました。
メニューは
・⽩菜とサバの煮びたし
・ワカメとコーンのツナサラダ
・かちゅー湯
・湯煎でご飯を炊く
です。「白菜とサバの煮びたし」は白菜から出る水分だけで、鍋1つでみそ鯖缶とおいしい煮びたしが出来ます。
ワカメとコーンのツナサラダはビニール袋の中で揉むだけで、ボリュームたっぷりの健康サラダが。
お米はとかずにビニール袋の水につけて湯煎で炊けばOK。かちゅー湯は、お椀の中でお味噌と鰹節、その他具材を混ぜ合わせるだけで、おいしくいただくことができました。
食器もラップを敷いて、無駄な洗い物を極力減らします。食事まで40分ほどで完了したことも驚きでした。
これなら賞味期限の管理にも、普段からの防災訓練にも、”食べて備える”ことが可能ですね!
ご参加くださった皆様も、「実際に料理をして納得」「防災に役立ちそう」「多くの人に伝えたい」といった感想を寄せてくださいました。
生涯学習センターはこれからも皆様の生活に役立つまなびを提供してまいります。
2025年3月6(木)
10:30~12:30
6階 大和市生涯学習センター 611調理実習室
しのとうさとみ(防災アドバイザー)