YAMATOMIRAI > 文化創造拠点シリウス > イベント情報 > 江戸楽アカデミー第21弾 江戸時代のこども絵本~江戸社会はどのような絵本をこどもに与えていたのか~(全二回)
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こどもに絵本が与えられるのは江戸時代に始まりました。その一部は桃太郎や分福茶釜、花咲かじいさんなど今も読まれているものもあります。江戸の社会ではどのようなことを願ってこどもに絵本を読み聞かせていたのでしょうか。
「おとぎ話」という言葉自体は近代になって定着したように、今、わたしたちが知っているこども絵本と江戸時代のものでは内容の違うものがあります。
今回の講座では2回にわたり江戸時代のこども絵本を取り上げて現代のわれわれの知る世界とは「似ているようで似ていない世界」を覗いてみたいと思います。
第一回(1/16)『桃太郎』から考える江戸のこども絵本
「桃太郎」を例に取ってわかりやく江戸のこども絵本を考えてみたいと思います。江戸時代のこども絵本は桃から生まれる「果生型」より桃を食べて若返る「回春型」が多いです。そして、桃太郎が鬼退治に行く際に父親は反対するも母親が応援し、父親を説得するというのも意外な感じです。さらには「きびだんご」製作も今のわたしたちの考えているものとは違うのです。
第二回(1/23)現代人は知らない「昔話」 江戸時代の原本を読む
われわれがよく知る昔話から、「花咲かじいさん」「したきり雀」「さるかに合戦」を扱います。今回は江戸時代の原本をテキストに用意します。知っているようで知らない「昔話」をしましょう。
第一回:1月16日(金)
第二回:1月23日(金)
どちらも午前14時~16時(120分)
シリウス6階 生涯学習センター 601講習室
福田安典氏(日本女子大学文学部日本文学科教授)
どなたでも(大和市内在住・在勤の方優先)
各回1,000円
40人(先着)
12月13日(土)10時から受付開始
お電話(046-261-0491)またはシリウス6階生涯学習センター窓口へ。
市外の方は、お席に空きがある場合、12月19日(金)10時からお申込できます。お電話(046-261-0491)またはシリウス6階生涯学習センター窓口へ。下記の申込専用サイトからも申込できます。